配志和神社

神社名配志和神社(ハイシワジンシャ)
通称はいしわさん
旧社格県社
鎮座地岩手県一関市山目字舘56番地
祭神高皇産霊尊(タカミムスビのミコト)
瓊瓊杵尊(皇孫尊)(ニニギのミコト)(スメミマのミコト)
木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメのミコト)
例祭日5月1日 11月3日
神事式年大祭(四年程度に一度)
宮司岩山芳憲氏
連絡先〒021−0061
岩手県一関市山目字舘56番地
配志和神社社務所
電話 0191−23−2904
参照リンク 配志和の森さんぽ
『配志和神社誌』刊行中
由緒
 延喜式神名帳にも記載されており、創立は古くから人皇十二代景行天皇の御代、皇子日本武尊詔を奉じて軍を率い、遠く道の奥の国に入り蝦夷の地に至る。進んで営をこの地、中津郷の耶麻要峯に移し(神社境内)、その嶺頂に登り梟賊を平治せんことを祈り、自ら矛を収め三神を鎮齋し、東奥鎮護の神として祠を建て火石輪と称した
 今の配志和神社である
交通
 岩手県交通「配志和神社前」バス停下車、境内入口の駐車場まで約400m徒歩約4分
 東磐交通「宮下町」バス停下車、境内入口の駐車場まで約200m徒歩約2分
 境内入口の駐車場から拝殿まで急坂約300m徒歩約10分
 
 車では、旧国道4号(県道一関平泉線)から一の鳥居を通って、又は二の鳥居手前の市道から、境内入口の駐車場まで
 若しくは、更に裏参道を忠魂碑前の駐車場まで。但し、裏参道は舗装されてはいるが狭くて対向車とのすれ違いが難しいので注意のこと
 忠魂碑前からは約100m徒歩約1分

 グーグル地図
境内のたたずまい

写真1
参道入口の写真  県道一関平泉線(旧国道4号)から参道が始まる
 一の燈籠と一の鳥居は共に石造り
 鳥居は明神鳥居で、社額の文字は拝殿内の社額の文字を復刻したもの
 向かって左の燈籠の外側の石は「道標」
写真2
二の鳥居の写真  一の鳥居から車道を進み、階段になる頃に二の燈籠と二の鳥居がある
 写真では、いづれも木陰になっていて見えにくい
写真3
境内入口の写真  三の燈籠から山域に入る

 向かって右の燈籠の右の鳥居は摂社白鳥神社の鳥居
 白鳥神社の直ぐ後ろには御神木となっている杉の巨木がある
 「配志和神社に詣でる者は先ずこの社を詣でて参るべし」との言い伝えがある

 手前右側が駐車場となっている
写真4
参道中腹の写真  参道の中腹に神池「産湯が池」があり、白い標柱にも記されている
 「産湯が池」に架かっている神鏡の欄干が手前に写っている

 神橋から先は急峻な階段となっていて「剣坂」という
 剣坂の先に白っぽく拝殿の屋根が見えている
 神橋から下は「月見坂」という

 白い標柱の直ぐ上に写っている屋根の架かった石祠は「足尾神社」。手足の健康の神様です
 足が弱くなって上まで登れなくなった人が此処までを目標に、足の訓練と散歩を兼ねてお詣りする姿がよく見られます
写真5
拝殿正面の写真  参道を登り切った所
 両側の杉の巨木は御神木となっている
 市指定の天然記念物にもなっている
写真6
社額の写真  社額には「延喜式内 配志和神社」とある
 その両側には「月々御膳献上」とか「永代献膳」等の札が納められており、当時の厚い信仰が窺われます

 建物は一関市指定文化財となっていて、精緻な細工の造りとなっています
 鈴と鈴緒がつるされています
写真7
本殿等の写真  左から拝殿、幣殿、本殿と続く
 本殿には周囲に十二支の彫刻がある


最終更新 平成29年10月16日


戻る